エンジョイ勢による的外れな考察

殆どポケモン関連になると思います

第7世代終盤使用構築 世界が嫉妬するオーダイルウルガマンダ

スミトです。

今回は第7世代終盤、7~9月に開催されたシングルバトルの全国大会の「第5回真皇杯」及び11月に開催された3人1組のチーム戦オフの「第5回サブローカップ」で使用したパーティについての記事を書いていこうと思います。

 

例によって拙い文章になりますが良ければ最後までお付き合いください

 

【パーティ一覧(サブローカップ)】

f:id:judai0813:20191112220712j:plain

 

※いつもトレーナーカードを作っているサイトが使えなかった為、サブローカップの並びのみ掲載

 

 【構築経緯】

第5回真皇杯(2019年7月~9月)

筆者の相棒ポケモンである「オーダイル」を使うことを考えた際に最も活かせる構築が「積みサイクル」であると感じた。そして筆者の知り合いの「しばえん氏」が積みサイクルで数多くの結果を残していたことからその構築を参考にして組み始めた。

espeon-drifblim.hatenablog.com

※掲載許可は頂いています。

 

オーダイル」以外のアタッカーとして相性補完に優れ自身も優秀な積みエースの「メガボーマンダ」、後述する「カプ・コケコ」の両壁と相性の良い特殊積みエースの「ウルガモス」、一部の構築にかなり強くこの3体では少し苦しくなる耐久みずタイプポケモンを崩せ、他のポケモンへの打点として優秀なハガネZを持った「カミツルギ」を採用。

展開始動役には高い素早さから両方の壁の展開に加え「ちょうはつ」「しぜんのいかり」で耐久ポケモンの機能を停止できる「カプ・コケコ」、「ステルスロック」を撒くことができ尚且つこちらのアタッカーに対して比較的強めな「リザードン」「バンギラス」を選出の段階でけん制できる「テラキオン」の2匹を採用することで完成。

参考元の構築の「パルシェン」が「オーダイル」に変わっただけだが調整を少しだけ自分が使いやすいように変更した。

 

第5回サブローカップ(2019年11月)

真皇杯での構築をベースに一部のポケモンを入れ替えた。特に「ほえる」「ステルスロック」を搭載したガブリアスに手も足も出なかった事からテラキオンの枠を「きあいのタスキ」を持ち「おにび」「がんせきふうじ」「めざめるパワーこおり」を搭載したバシャーモに変更。そしてカミツルギの性格を「おくびょう」、持ち物を「バンジのみ」に変更し上記の並びとなった。

これによりZを持つポケモンが居なくなったが特に弱い、立ち回りが窮屈と感じることは無く、寧ろ選出の幅が広がったように感じた為悪くない選択だったと思っている。 

 

【個別解説】

オーダイル

f:id:judai0813:20191114214036j:plain

 

【調整】

H-B:陽気メガボーマンダ(A197)のすてみタックル確定耐え 

   ダメージ133~157(82.6~97.5%)

A:出来るだけ高く

C:H197 D130メガボーマンダれいとうビームで確定1発

  ダメージ198~234(100.5~118.8%)

S:りゅうのまい1回で最速135族抜き

 

筆者の相棒ポケモンで調整は割りと自信作。これまでに特殊型や普通の物理型を試してきたが、この調整が最も第7世代に合っていると思っている。恐らく技もこの4つでほぼ確定で良い。よくギャラドスと比較されるが「ちからずく」を利用した両刀型はギャラドスには真似できない確かな差別化点であると考えている。

第7世代終盤に爆発的に増加したカプ・レヒレに一切の打点が無く、選出画面で見えたらまず出せない為選出率は断トツの最下位。ここは筆者の力量不足であると思っておりもう少し活躍させてあげることもで出来たと思う。

因みに1度りゅうのまいを積めればアクアブレイクで耐久無振りメガリザードンXを1撃で倒せる程度のパワーはある。

物理耐久ラインに関しては終盤いじっぱりメガボーマンダが増加していた傾向があったため少し不安があったが耐久に回せる努力値が無かった為特に変更はしなかった。

 

メガボーマンダ

f:id:judai0813:20191114220322j:plain

 

【調整】

S:最速113族抜き

H-B:A197ランドロスの-1がんせきふうじを身代わりが11/16で耐え

A:耐久無振りミミッキュを恩返しで確定1発

BD:メガシンカ前DL調整

 

オーダイルと相性の良いメガシンカポケモン。調整はようきボーマンダのテンプレと言えるもの。元記事はいじっぱりでの採用だったが筆者はルカリオに絶対負けたくなかったので、それだけの理由でようきで採用。パワーは若干心許ないが多くのボーマンダミラーの積み合いで上を取れたので間違っては無かったと思う。

 

カミツルギ

f:id:judai0813:20191114222459j:plain

 

【調整】

H-D:控えめカプ・レヒレハイドロポンプZ確定耐え

   ダメージ125~147(82.8~97.4%)

S:最速

A:個体値20~21(すばやさをブーストする為)

 

恐らく一般的なおくびょうカミツルギ

真皇杯では耐久振りのハガネZ持ち「ようき」個体を使用していたが、一度きりの瞬発火力より継続して高火力を出せる方が強いのではと考え、複数回「つるぎのまい」を積むことを前提とした「半分回復きのみ」を持たせた。性格も「つるぎのまい」を積むことが前提になるので「すばやさ」をブースト出来る「おくびょう」に変更した。

一部の受け系の構築に滅法強くきのみを持つことにより複数回つるぎのまいを積む動きが強力だった。しかしおくびょうにしたことによる弊害も大きく+2リーフブレードでHBカバルドンが37.5%の低乱数となる。強い面と弱い面をしっかり理解したうえで使用することが大切だと感じた。

 

ウルガモス

f:id:judai0813:20191114225623j:plain

 

【調整】

H-B:A233メガバシャーモフレアドライブ確定耐え

H-D:ちょうのまい1回でC161カプ・レヒレハイドロポンプZで68.7%の乱数

S:ちょうのまい1回で最速135族抜き

 

こちらもよく見るであろうきのみウルガモス。両壁との相性が良くギガドレインで回復しながら戦うことが可能で場持ちが非常に良く、1度積めればそのまま全抜きする試合も少なくなかった。対カバマンダはもちろん多くの構築に対して強く出られたため選出率はかなり高かった。技に関してはサイコキネシスが欲しい場面が多少あったがこの4つ以外の選択肢は無いと思っている。

因みにこの個体はこうげき個体値2だがしっかり0を粘った方が良い。

 

カプ・コケコ

f:id:judai0813:20191114231315j:plain

 

【調整】

H:余り

BD:DL調整

S:最速

 

壁張り役としてはこのポケモンの右に出るポケモンは居ないと思った程使いやすかった展開始動要因その1。元記事でも書かれているが相手がこちらの壁ターンを枯らす動きをしてくる場合はエースを上手く後投げする必要がある為、実は思考停止で使えるポケモンではないことも確か。

また副次的なものだが、この調整だとおくびょうムウマージシャドーボールZを確定で耐える。

 

バシャーモ

f:id:judai0813:20191114232502j:plain

 

【調整】

C:振り切り

S:振り切り(準速)

A:個体値26(完全に甘え)

 

当初テラキオンだった枠を変更した展開始動要因その2。「おにび」「がんせきふうじ」で後続の起点を作り、氷4倍勢に「めざめるパワーこおり」を打ち込む。壁展開が必要ないと感じた場合や「ほえる」搭載ガブリアスが居そうな場合に先発で投げる。ウキウキで出てくるギャラドスを逆に起点にしてやろうと言う軽い気持ちだったが予想以上の活躍を見せてくれた。

大会後に思ったが起点作成に特化させるなら最速の方がいいと思った。

因みにこの個体もこうげき個体値を甘えているので、恐らく筆者のこのようなところがイマイチ勝ち切れない原因ではないかと思われる。(唐突つな自己分析)

 

【選出パターン】

カプ・コケコ+ウルガモス+ボーマンダ

最もパワーの出る選出。環境に比較的多いカバマンダ系統にも強気に出していけるので困ったらこの選出になることが多かった。

 

カプ・コケコ+オーダイル+ボーマンダ

オーダイルを通せる時は大体この選出。オーダイルの苦手なポケモンボーマンダで倒せる(と嬉しい)

 

カプ・コケコ+カミツルギ+1

一部のサイクル構築にはこの選出。きのみを利用して2回以上つるぎのまいを積んで崩していく。

 

バシャーモ+2

ガブリアスが「ほえる」を持っているように見えたらこの選出。先発のバシャーモで上手くガブリアスを処理又は裏のエースの圏内に入れる。

 

 

【戦績】

第5回真皇杯 関東地区予選 6位入賞

 

第5回サブローカップ 予選チーム2勝2敗

             個人3勝1敗

        敗者復活戦チーム2勝2敗

           個人3勝1敗

 

【最後に】

約1年半オーダイルを使ってきましたが1つの結論としてこの形に持っていけたのは良かったかなと思います。勿論これが正解とは思っていませんし、もう少し自分で構築を組んでみたいとも思っています。8世代では恐らくオーダイルは出ないので他のポケモンを使ってまったりやっていこうと思います。

 

ここまで読んで頂いてありがとうございました。