【第18回カンポケベスト8構築】対面集中突破~テテフーディン~
どうも皆様お久しぶりです。スミトです。
今回は3月17日に開催された第18回カントーポケモンオフで使用した構築について書いていこうと思います。例によって少し長くなりますが良ければ最後までお付き合い下さいませ。
~目次~
【パーティ一覧】
【構築経緯】
以前よりカプ・テテフ+フーディンの並びである「テテフーディン」を使ってみたいと思いこの2体を軸にスタート。裏の軸としてポリゴン2のトリックルームからメガクチートを展開できるお馴染みの「ポリクチ」の2体を採用。
そしてこの2つの軸がバシャーモ、ミミッキュの両方に弱いことから物理耐久に厚くしたランドロスを引き先として採用。
残りの1体は汎用性が高くこの2つの軸を止めに来る鋼タイプへの役割集中が期待できるゴーストZミミッキュを加え構築が完成した。
【個別解説】
カプ・テテフ
持ち物:きあいのタスキ
特性:サイコメイカー
性格:ひかえめ(とくこう↑こうげき↓)
実数値:145-×-96-200-135-147
努力値:0-×-4-252-0-252
調整:〈とくこう〉→極振り
〈すばやさ〉→極振り(準速)
〈ぼうきょ〉→余り
シャドーボール ちょうはつ
フーディンのサポート役。先発で起用しやすいように「きあいのタスキ」で採用。主な仕事はサイコフィールドの展開や相手のポケモンをフーディン圏内に押し込んだり「ちょうはつ」で相手の起点作成等のギミックを封じる事。
耐久に振ってZクリスタルを持つことも考えたが行動保証がある方が使いやすいだろうと判断した。
今大会では「ちょうはつ」を選択したターンによく攻撃されたが通常のシングルレートでは役立つ場面もかなりあった。
攻撃技に関しては自身も高火力で殴れる「サイコキネシス」、ギルガルドやメタグロスを少しでも削る為の「シャドーボール」、テッカグヤやカプ・レヒレ等を意識した「10まんボルト」を採用した。「きあいだま」が欲しい場面もあったが切る技が無かった。
フーディン
持ち物:フーディナイト
特性:マジックガード→トレース(メガ進化後)
性格:ひかえめ(とくこう↑こうげき↓)
実数値:139-×-90-235-126-202
努力値:68-0-36-148-4-252
調整:〈ぼうきょ〉
A182一致じしん確定耐え
無振りナットレイのジャイロボール確定耐え
A222ギルガルドのかげうち確定耐え
〈とくぼう〉
耐え
C147「いのちのたま」持ちカプ・コケ
コのエレキフィールド下の10万ボルト確
定耐え
〈すばやさ〉→準速
〈とくこう〉→余り
きあいだま めいそう
本構築の表選出のエース。サイコフィールド下で相手の先制技を封じながら上から高火力を押し付けていく。準速でもメガゲンガー、カプ・コケコの「130族」を抜き去るすばやさも個人的にかなり評価が高い。
耐久調整を施したことにより並みの攻撃は1発耐えてもう一度攻撃することが出来る。メガ進化前の特性「マジックガード」により繰り出し際の「ステルスロック」等で耐久調整が崩れない点も優秀。メガ進化後の特性「トレース」の強さは言うまでも無い。
だが「ひかえめ」で採用したことによりライボルトやミミロップの「135族」に先手を許してしまう。採用率は高いとは言えないが当たる時は結構当たるのでこの辺りを強く意識するなら「おくびょう」にした方が良いかもしれない。
攻撃技は比較的スタンダードな構成になっており範囲も広い為一度でも「めいそう」を積むことが出来れば全抜きすることも可能。
因みにこの調整は筆者考案のものでは無い。(パクり乙)
ポリゴン2
持ち物:しんかのきせき
特性:ダウンロード
性格:ひかえめ(とくこう↑こうげき↓)
実数値:191-×-110-155-133-80
努力値:244-0-0-124-140-0
調整:<とくぼう>
カプ・コケコの「こだわりメガネ」持ち
10まんボルトを240/256で2発耐え
「めいそう」1積み後のデンキZを
15/16で耐え
技構成:トライアタック シャドーボール
裏選出のポリクチ軸の「トリックルーム」展開役。基本的にはクチートとセットで選出する。
「ダウンロード」が発動すれば自身の火力も中々の物となる。
「とくこう」を少し削り「とくぼう」に回したことによりカプ・コケコ対面で安定して仕事が可能。物理方面も最低限の耐久は確保出来ているので腐る場面は少なく無難に強かった。因みに調整は知り合いから聞いた(パクり乙)
「トリックルーム」使用後に自主退場出来る技を持たない為、倒されるか上手くクチートを繰り出す必要がある。
攻撃技はタイプ一致の「トライアタック」、ゴーストタイプへの打点として「シャドーボール」、テッカグヤ意識の「10まんボルト」を採用した。
クチート
持ち物:クチートナイト
特性:いかく→ちからもち(メガ進化後)
性格:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
実数値:157-172-145-×-115-71
努力値:252-252-0-0-0-4
調整:〈こうげき〉→極振り
〈HP〉→極振り
〈すばやさ〉→余り
技構成:じゃれつく ふいうち
ほのおのキバ かみなりパンチ
本構築裏エース。主にテテフーディンが通せない時にポリゴン2とセットで選出する。裏選出とはいえ通りが良ければ積極的に選出する。
トリックルーム下では鬼の強さを誇り並みの耐久のポケモンは一撃でK.O出来るので使っていて気持ち良かった。
技構成に関しては「つるぎのまい」を採用せずにフルアタでサブウェポンに「かみなりパンチ」を採用した。相手に読まれにくく計算を崩しそのまま勝ちに持っていけた試合もあった。
因みに努力値の余りを「すばやさ」に振ったせいなのかトリックルーム下で相手のクチートに先制を許した……(良い子の皆は余りは耐久に振ろう!)
ミミッキュ
持ち物:ゴーストZ
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
実数値:131-156-105-×-.125-148
努力値:4-252-0-0-0-252
調整:〈こうげき〉→極振り
〈すばやさ〉→極振り(準速)
〈HP〉→余り
技構成:シャドークロー かげうち
じゃれつく つるぎのまい
一般的なASミミッキュ。
テテフーディン、ポリクチの両方を止めに来る鋼タイプを強引に削る(役割集中)為に持ち物はゴーストZ。
ABミミッキュの採用も考えたが個人的に速いミミッキュが好きなのとゴーストZの威力的に火力を落とすとマズいと考え今回はASでの採用となった。
こちらも無難に強かった。
ランドロス
持ち物:マゴの実
特性:いかく
性格:わんぱく(ぼうぎょ↑とくこう↓)
実数値:196-165-156-×-101-111
努力値:252-0-252-0-4-0
調整:〈HP〉→極振り(4n)
〈ぼうぎょ〉→極振り(特化)
技構成:じしん とんぼがえり
がんせきふうじ どくどく
本構築のクッション兼ミミッキュ、バシャーモストッパー。過労死を防ぎやすくするために「マゴの実」を持たせた割りとテンプレな型
こうげきランク+1のミミッキュZを耐えるために物理耐久に特化させた。因みにこの条件でちょうど「マゴの実」が発動する。
構築で一貫するでんきタイプ、じめんタイプの攻撃も1匹でカット出来るかなり優秀なポケモン。「とんぼがえり」を使える「いかく」持ちはやっぱり強い。
しかし「いかく」ありきの物理耐久なので過信は禁物。半分回復木の実があっても耐久には限界があるので消耗して本来の役割が遂行不可能にならないよう注意が必要。
【選出パターン】
基本的には
この2パターンしか無い。
「このポケモンがいたらこの選出」というのはあまり考えておらずテテフーディン、ポリクチのどちらか通りが良い方で勝負する。
残り1体の選出基準としては
・はがねタイプを強引に突破するならミミッキュ
といった感じにこちらも漠然と考えていただけだった。
【重いポケモン等】
・「めざめるパワー氷」持ちバシャーモ
ランドロスで止めることが出来ない。フーディンでメガ進化して上手く「かそく」をトレースするしかない。
どのポケモンでも確定1発を取ることが出来ず必ず動かれる上にゴーストタイプが一貫している。「キングシールド」によりサイコフィールドやトリックルームのターンを消費されるのも苦しい。ギルガルドに限らず「まもる」系統の技を持つポケモンにはやや不利をとりやすい。
同じく確定1発が取れない。カプ・テテフの「シャドーボール」で無理やりフーディン圏内に押し込んだりミミッキュの「ゴーストZ」で仕留めたいが1度でも怯むとゲームセット
フーディンの項目でも触れているが先制を許してしまう。ポリクチ軸でも展開前に潰される可能性が高い。カプ・テテフの「きあいのタスキ」、ミミッキュを上手く利用して処理したい。
【最後に】
今回はただ使ってみたい軸を並べただけなのだがそれでもある程度戦う事が出来た。負けた試合もチャンスはあったのでそこは反省して次に活かしたい。
次の記事がレート2000達成報告も兼ねたものになればと思う。そろそろ「レート使用構築」で記事を書いてみたい。
最後に
カンポケで対戦してくれた方
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ここまで読んでくれた方
ありがとうございました!
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